園長の一言

幼稚園の業務改善とICT

 幼稚園や保育所、認定こども園などでの不適切保育が問題視されており、その改善策として防犯カメラの設置や、業務の見直しなどが議論される中で、ICT化ということが推奨されています。ICTとは『I』(Information)と『T』(Technology)の間に『C』(Communication)を加えた略称ですが、特に小中高等学校等で盛んに導入されているものです。最近では幼稚園などでも業務改善の手段としてICTの導入が進められています。パッケージでの販売が主流ですが、当園では、すでに多くの書類はパソコンで作成しており、登降園システムは、登園の際の健康観察を『face to face』でしなくなる恐れがあるため、当園では採用しておりません。また、保護者への連絡などは『マチコミメール』で行っておりますが、連絡ノートの代わりに担任がスマートホンで送信することは、園児から目を話すことにつながり、行っておりません。つまり、特別ICTというパッケージを使わなくても、十分、今ある環境でICT化は可能だということです。

2023年09月27日

浦郷先生の書道教室

先日、当園で書道教室と書道クラブを指導してくださっている浦郷綾子先生の青森市民美術館で開催された書道展に行ってきました。展示場では幼児から小中学生や社会人の書道の他、東京の有名な先生の書が展示されていました。 そこで小学1年生の書に目が行きました。『はな』と書かれた作品は、とても奥行を感じさせる作品でした。特に 『な』の字のバランスの良さには関心しました。また、卒園児の作品がお母さんの作品と一緒に展示されており、幼稚園を卒園してからも週1回、先生の教室に通われているそうです。 幼稚園でも、昨年の1月から月2回、書道教室を開催しております。在園児から卒園した小学生が、幼稚園の教室で習っており、卒園してからも元気な顔を見せてくれています。

2023年09月27日

子どもは静かに溺れる

私幼時報に「子どもは静かに溺れる」という記事がありましたので、ご紹介します。  「子どもは静かに溺れる」西九州大学短期大学部 幼児保育学科教授 牛丸和人 子どもの水の事故の特徴の一つが「保育者や保護者が傍にいたにも関わらず溺れたということです。」「助けて」と大きな声で叫んだりせず、静かに沈んでしまうことがほとんどなのだそうです。溺れている状況を理解できなかったり息を吸うのに精一杯で声をだせなかったりしながら静かに沈む。「まさかこんな浅いプールで」「ちょっとの間ならかまわないだろう」「これまで大丈夫だったし」といった思い込みや油断が、重篤な事故につながったケースがすくなくありません。 3歳の男児が水深20センチのプールで溺死。事故当時、幼児11人に対し保育者が1人で監視を担当。こんなケースもありました。 当園では、複数の保育者の他に、必ず監視する職員を配置しています。 水難事故は園内だけで発生するわけではありません。家庭用のビニールプールやお風呂でも起きています。当たり前のことですが、スマホをいじったり、飲酒したりしていると事故の発見は当然遅れます。 子どもから片時も目をはなしてはいけないということを再認識してください。 楽しい夏休みをお過ごしください。  園長 伊藤慎悟

2023年09月27日

もう少しで夏休みも終わり

いよいよ8月24日(木)から2学期の始業式が始まります。あまりの暑さに眠れない夜もありましたね。汗をかいたあと体が冷え、風邪をひいたり、のどをやられませんでしたか? 夏休みに入る前はヘルパンギーナも大流行しました。収まったかのようでしたが、つい先日もヘルパンギーナの連絡がありました。あまり報道はされていませんが、まだまだ新型コロナウイルスは収束していません。 今朝の新聞には、保育所や認定こども園、無認可保育園などでの園児の死亡事故が繰り返されているとの報道がありました。赤ちゃんの睡眠時のうつ伏せが原因の死亡事故が繰り返されているというのです。その原因が、初歩的原因です。乳幼児の睡眠の際は、5分おきに目視することになっており、その記録がSIDSというものです。死亡した保育園ではその記録さえとっていないというのです。ということは、5分おきにあかちゃんを目視していないことになります。 保育士の手が足りない、忙しくてという言い訳が聞こえてきますが、現場の保育士の先生方は一生懸命だと思います。しかし、保育士の手が足りなければ、おしめを取替ている時だったり、嘔吐の後始末の時には、うっかり目を離してしまうかもしれません。ですから、そんなときのためにフリーの保育士を多くすることが必要です。クラス単位だけでなく、園の職員が全員で保育にあたるシステムが必要です。国から与えられた配置基準はギリギリの人数ですから、経営者が、『働く環境が、子どもたちの安全につながる』ということを自覚することが一番必要なことではないでしょうか?

2023年09月27日

架け橋プログラム

いよいよ8月24日(木)から2学期の始業式が始まります。あまりの暑さに眠れない夜もありましたね。汗をかいたあと体が冷え、風邪をひいたり、のどをやられませんでしたか? 夏休みに入る前はヘルパンギーナも大流行しました。収まったかのようでしたが、つい先日もヘルパンギーナの連絡がありました。あまり報道はされていませんが、まだまだ新型コロナウイルスは収束していません。 今朝の新聞には、保育所や認定こども園、無認可保育園などでの園児の死亡事故が繰り返されているとの報道がありました。赤ちゃんの睡眠時のうつ伏せが原因の死亡事故が繰り返されているというのです。その原因が、初歩的原因です。乳幼児の睡眠の際は、5分おきに目視することになっており、その記録がSIDSというものです。死亡した保育園ではその記録さえとっていないというのです。ということは、5分おきにあかちゃんを目視していないことになります。 保育士の手が足りない、忙しくてという言い訳が聞こえてきますが、現場の保育士の先生方は一生懸命だと思います。しかし、保育士の手が足りなければ、おしめを取替ている時だったり、嘔吐の後始末の時には、うっかり目を離してしまうかもしれません。ですから、そんなときのためにフリーの保育士を多くすることが必要です。クラス単位だけでなく、園の職員が全員で保育にあたるシステムが必要です。国から与えられた配置基準はギリギリの人数ですから、経営者が、『働く環境が、子どもたちの安全につながる』ということを自覚することが一番必要なことではないでしょうか?

2023年09月27日

幼保小連携の活動

11月2日(木)に大野小学校の1年生と一緒に、大野市民センターで『落ち葉拾い』を行いました。あいにくお天気が悪いので、遊具で一緒にあそぶことはできませんでしたが、色とりどりの葉っぱを拾ってきました。小学校では生活科の学習で教材にするそうです。幼稚園でも葉っぱを使った絵画制作をします。1年生の作品展示も見に行く予定です。1年生が、幼稚園の先生が来ると思っていなかったらしく、とてもうれしくなり、大騒ぎだったと担任の先生から報告がありました。私たちも卒園児の学校での様子を見ることができ、とてもうれしかったです。子どもたち同士の交流っていいですね。

2023年11月04日

卒園式が終了しました

卒園式が終了しました。いつもは元気な子が、お別れの言葉の時に、感極まり泣き出してしまいました。普段は活発な子で、卒園式の練習も何の問題もなくやっていたので、『本当に幼稚園とお別れ』が現実となり、泣いてしまったのでしょうね。先生たちも泣いてしまいました。思い出の多いさくら組の子でしたので、私も涙をこらえるのに必死でした。                                                    最後に、子どもたちが制作した将来の夢をご覧ください。